マッチョ君

タイタニック 3Dのマッチョ君のレビュー・感想・評価

タイタニック 3D(2012年製作の映画)
4.8
リバイバル上映ということで、映画館で見ました。

見終わったあと、「ああ、これは名作なんだな」というのが一番最初に出てきた言葉です。

序盤に出てきた船の残骸。そして終盤に出てきた船の残骸。同じものでしたが、こんなにも違う気持ちで見るとは思いませんでした。

最後の最後で二人が時計の下で巡り会うシーンは涙がとまりませんでした。映画で久しぶりに泣きました。

上層階流の人々が非常に意地悪に描かれていましたが、彼らも苦しみ、生きながらえるために必死という点では下流階層となんら変わりはないのだと思います。船の沈没という大惨事を前にして彼らは皆同じように慌てふためき、同じように死んでいきます。

「この船は沈んでしまう」という結果を知ってる状態で彼らの営みを見ているのは非常に儚い気持ちにさせられました。

映画館で観れて良かったです。
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