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ウエスト・サイド物語のkeikoのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
4.0
再鑑賞につき再評価(☆3.5→4.0)

スピルバーグの新作を観て、やっぱりこちらも観たくなって鑑賞。

抽象化したマンハッタンはともかく、映像始まってからのオープニングめっちゃ好きだなあ…。冗長かなって言う人もいるかもしれませんが、とりあえず音楽が好きなのでたくさん聴きたい!!!あとは、街の雰囲気とか常に小競り合いしてるんだろうなってこととかわかって良いです。

ダンスパーティーもこちらが好き。同じく音楽たくさん聴きたい!!!ダンスもっとみたい!!!っていうことと、陳腐かもしれないけどマリアとトニーの出会いの演出が好きです。陳腐だと言う人の気持ちもわかる。笑

アメリカは、スピルバーグ版もすっごく好きですが、こちらの暗くて狭いアパートの屋上で、やれアメリカの方がいい、コスタリカのほうが素晴らしい、という非生産的で不毛な言い合いをしてるのがなんかリアルで好きなんですよね。甲乙つけ難い。

エンディングもこちらのほうが好きです。なんかスピルバーグ版もおんなじ流れなんですね。なんであんなにtoo muchに感じるんでしょう?

こちらの作品の好きなところばっかり書き連ねましたが、スピルバーグ版のほうが映像キレイだし、演出もかっこいいので好きな人多そうだなとは思います。あとアメリカがかっこいいよね。
映画としてはスピルバーグ版のほうが映画っぽいと思います。こちらはより舞台っぽい演出が多いのでちょっと地味かもしれません。

この曲はこっちが好き、このシーンはこっちが好き、と見比べるのが楽しかった。本当にずっと観てたい。
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