姐

ウエスト・サイド物語の姐のレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
4.5
いや〜〜〜〜〜かっこいい〜〜〜〜〜びっくりした〜〜〜超かっこいいです。60年代ミュージカルをナメてました。

最初の15分で完全に掴まれた。画面の色彩の鮮やかさや、大人数でのダンスナンバーは50年代までのミュージカル映画の要素を受け継ぎつつ、研究されて洗練されたカメラアングルでオマージュしたくなるような素敵なシーンがめちゃくちゃあった。新旧の技術が詰め込まれて、それが綺麗に昇華されているのがすごい。

「掠奪された七人の花嫁」や「オクラホマ!」あたりの系譜が実っているようにもとれるなと思っていたら、掠奪〜の末っ子役ラス・タンブリンがJETSのリフとして出ていたことに気づいた。
リタ・モレノも「雨に唄えば」の頃からいるし、ジョージ・チャキリスはマリリン・モンロー出演作で何度かバックダンサーをしているし、全盛期にまだ若かった層が成熟していた時期でもあるんだろうなぁ。
姐