このレビューはネタバレを含みます
待つ、とか。信じる、とか。
自分自身の一度きりの人生の中で
もしパートナーが突然いなくなったら
できるのかどうか。
すべきかどうか。
しかも、理由が全くわからぬまま。
未練や罪悪感や寂しさ、世間体、、、
数知れぬ内なる感情が宙に舞い、
彷徨い続ける感覚を
変に「こうなりました。」という
結末などないまま終わる映画
観ている私の心も彷徨ったまま
だからこそ
「で、どうなるの?」「これで終わり?」
と思う視聴者の気持ちがそのまま
置いてゆかれた者に重ねられている
ような気がした
こういうのこそ、私にとって
〝邦画を観る醍醐味“なのです
事前に思っていたものとは全く違う
ストーリーの作品でしたが、
出会えて本当によかったと思いました