進撃の巨人その他に多大なる影響を与えた仏の幻想的SFアニメの傑作。
て事はわかってたけど何気に初鑑賞。
確かにその圧倒的にどうかしてる美術デザインと世界観は凄かった。
植物･動物･鳥類に惑星イガムの独自な自然や建築、そして青い巨人ドラーグ族の奇妙に進化した科学文明とそれが生み出した奇怪な兵器･ガジェットの数々。
これら美術デザインを一同に集めた展覧会とかやって欲しいな～。
上野で見た『進撃の巨人展』みたいに『ファンタスティック･プラネット展』を。
そして全てを収録した図録が欲しい。
ただし話の内容、特にオチに関してはガッカリ感が。
なんて言うかフランス人の狡さや賢しさを感じる。
フランスってナチスの侵略に無血開城したお陰で被害を免れて戦後ちゃっかり戦勝国の入ってるってイメージがあって、ココ・シャネルはナチス協力者の癖にそういう事が無かった事になってるのが非常に納得出来ない。
オチを言えないので湾曲的な表現になってますが(笑)
『家畜人ヤプー』でも日本人を遺伝子改良した｢小人ヤプー｣を殺し合いさせる遊びが出て来るけど、『家畜人ヤプー』の結末は奇形化ミュータント化が極限迄行った、戦闘用の兵器ヤプー達の反乱。
ヤプーによって大帝国イースが滅ぼされると勝手に思い込んでた。
なので結末の分がマイナス50点て事で。
