金春色

美しき大河/ベルリバーの金春色のレビュー・感想・評価

美しき大河/ベルリバー(2022年製作の映画)
4.0
鳥の楽園かのような、こうして太古の昔の地球に戻っていくのかと思わせられる。そして美しい場所でもある。見捨てられた人たちという言葉が浮かぶ。アメリカを再び偉大に、の言葉が空しく聞こえる。大変な現状への慣れと漂う諦念、生まれた土地への愛着。どこにも行きたくない、という言葉が全てだと感じる。バイユーは好きなミステリー小説に出てくる重要な舞台。あの世界が守られる現実であってほしいけど。
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