ntm723

愛する人に伝える言葉のntm723のレビュー・感想・評価

愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)
4.0
末期癌の息子とその母親の話なのに、ただただ重くて悲しいだけの映画ではなかった。
ガチの癌の専門医ガブリエル・サラさん👴🏼をDr. Eddé役でキャスティングするってなかなか斬新。
色々考え学ばせられながら、この方と医療スタッフのシーンのおかげで爽やかな印象も強く残る。
例の5つの言葉は「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」でも出てきてたやつ。

さすがにブノワ・マジメル39歳の設定はきつくない?と思ったけど、最終的に病に蝕まれたらいくつであろうとああなるんやろうな。。
若い頃が超イケメンだったが故に最近の彼の姿を見てちょっと幻滅気味やったけど、今回の演技は素晴らしかった。
息子とのシーンもめっちゃ泣けた。

病気と闘ってる人に頑張れ、負けるなって言うのは確かによく考えたら酷。
相手の立場になって言葉を発するようにしないとな..
ntm723

ntm723