DavidBowieという人を後々まで正しく伝えようとしたらこれしかないよね、と思えるドキュメンタリー映画。
David Robert JhonesとはDavid Bowieという使命を受けてこの世に降臨し、使命を終えて呼び戻された人だったんだな。
いや、人間じゃなくてDavid Bowieという宇宙だったんだな。
いや、彼だけでなく、人は皆一人一人が宇宙なんだな。
でも、膨大と思われる記録の中から抜き出されてまとめられた彼の姿は、とても真面目で、とてもチャーミングで、とても優しくて、とても紳士的でともすると忍耐強くも見えて、要するにとてもとても人間的で、全人生を賭してDavid Bowieを全うしたんだなと、それはきっと決して楽な道のりではなかったよなと、泣けて仕方なかった。
選曲ももう、良くわかってるなコノヤロー😭って思ってしまうもので。
本編最初の方に“Wild Eyed Boy from Freecloud”が流れて、最後に“Memory of a Free Festival”って、息が詰まって死ぬわ。
私の人生は14歳で彼に出会って決定的に方向性が変わった。
だから絶対に観なきゃいけない映画だった。
公開されたらすぐ行こうと思っていたのになんだかんだ予定が入ってなかなか行かれなくて焦ったけど、なんとかIMAXで。
観れて良かった、ホントに良かった。
