おちゃ

手のおちゃのレビュー・感想・評価

(2022年製作の映画)
5.0
「手」は嘘をつく。金子大地のダサさ加減が絶妙にエロいなにこれ。適度なダサさってどうしてこんなにエロいんだろうか。このバランスが非常に重要。途中笑っちゃうほどエロい、指遣い、こんな生々しく興奮したの久々だわ。松井大吾監督がうつしだす男性って平然としていながらどこか動物みを帯びていてさらにエロい。ロマンポルノ「ナウ」というのが、、女性に寄り添ったエロだったんだよなぁ、一方的でなくて、共同作業っていうのも。だからすごく満足している。
年上と付き合って、若者の生命力に掻き立てられてしまう気持ちもすごくよくわかる。荒々しくて激しくて、好奇心旺盛で。父がいないからわからないこともあったけれど、自分の周りの身近な男性との関わり合いの中で、猟奇的なまでに、めちゃくちゃにこの人を愛したいと思う時が、突然やってくる。あの感情が怖くもある。でも久々に新鮮な感情が芽生えた、ああゝ、恋愛したくなったなあ。

おじさんが、あなたはすてきな子だ。と言った。最後までさわ子のことをなにも考えてなかった。
森がさわ子の誕生日を忘れていた。結局自分のことしか考えてなかったけど最後まで憎めない。 男はすべて行動に出る。

妹役の子の、実施するときのまばたきが最高によかった。あの子きになる。

あるシーンがちょっとだけ微妙だったというか違和があった ので5にするか4.8にするか悩むけれど、満足度でいくと圧倒的に今年ナンバーワン
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