おちゃさんの映画レビュー・感想・評価

おちゃ

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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.0

果たしてこれは平等なのだろうか
ジュリーデルピーがずっとみられる作品と思っていたのでちょっと違かった
ミコワイとむかえた夜明け、氷の上を滑り回るシーンがとても残像に残っている

アボカドの固さ(2019年製作の映画)

3.0

主人公、一生なにもかもがむりで別れる以外の選択肢なかったけども、大人といるときだけこの人は肩肘張らずにいられるんだろうなあ。根本から悪い感じではないというか人間ぽさが憎めなさがたった
見栄っ張りでプラ
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.8

河合優実さんはどこでどんな役をやっていてもすばらしい
そこに存在するものを否定できるわけがないからこれほどまでに厄介でいろんなことが起きてしまうよねえ。0か100なんてむりだ

熊は、いない/ノー・ベアーズ(2022年製作の映画)

3.4

撮ることの加害性。でも撮らないと伝えられない現実。パナヒ監督は後者を選んで、投獄されながらも表現してきたんだろうなあ
いまここにある言葉や思いよりも、しきたりが重要視され(原理主義的な考え方?)、男だ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.9

権力と暴力をふりかざす男、そしてその男が正しいと信じて疑わない多数という構図は何回も見て来たけれど、舞台が湿地で自然を愛する主人公の生き様に見惚れてしまう作品だった。本当に憧れる、、
例え方がわからぬ
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オルカ(1977年製作の映画)

2.8

サメ映画こんなあるのにシャチ映画はないん?と母に聞いて教えてもらったシャチ映画。
知性の怖さはあるものの、サメほどの迫力はなく、恐怖が予測できてしまう。そして出演者の感情描写がめちゃテキトウ
絶対もっ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

明確な理由があってあらゆる物事が始まるわけではない。そして戦争は日常の延長線上にある。
わたしたちはこのグレーゾーンの距離の保ち方をどのようにしてつくっていけばいいのか。自分の思いだけでは成立しないい
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

作品の存在に意味があるんだろうな。キッズにもわかるようなバービーで、これだけいろんなことが渋滞するほどとにかく切り込んでいくということに。

しかし、女性と男性の対立構造も嫌だったし、最後の陥れ方が辛
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.0

ウディアレンみがすごかった
タイトルwhile we're youngのままでよかったのに。
若さによる無自覚さって恥ずかしくなってくるので、いつか恥ずかしくなるのだろうな、それか一生無自覚であり続け
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.7

ねもしゅう様の世界とてもすき。
終わらなくてよかった、
何回も何十回ゆるしてもらってゆるしあえる関係を構築できる寛容さを養いたい

女の子ってやわらかいんだね。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

宗教二世問題問題からシン・仮面ライダーを考えるという記事を読んだのがきっかけでみたくなった。

庵野さんの展示でみた特撮への情熱、これがやりたかったんだなあと。
壮大な家族喧嘩をみせつけられるのはエヴ
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劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD(2023年製作の映画)

3.3

異文化体験だったが、あっというまやった。
Pieces of The Worldがいい歌すぎる、、アンコールの歌もよかった。ZOOLの世界観すき、、
一回切り替わった時に現実に引き戻された感じはあった
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

これだけ時間が空いたことや、事前情報0だったことで、むかしのジブリ作品としてみる感覚はなく全く新しいものとしてみることができた。いい意味で変な期待はなかった。
夢の中にいるようで、生・死、過去・現在、
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.5

予告があまりにも良すぎて、本当に良すぎたので泣いてしまうほど良すぎて、公開を心待ちにしていた。人生ではじめてムビチケも買った。
この世で一番、人が食べていて食べたくなるものってアイスやと思うんよな。欲
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

2010年はさすがに信じられないし信じたくなかったが、実話がベースになっているらしい。

ルーニーマーラのお顔は時空を超越する普遍的なうつくしさだわ。喋り方も聞く耳を持たざるを得なくなるあの感じ。
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

守ることと攻撃することは表裏一体で、どちらが表でも裏でもない。自分の正義や自己防衛により苦しむ人がいること、そして自分も加害者の一部になる可能性をはらんでいること、それを自覚することはとても難しくて苦>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

-

ヘレナボナムカーターってなんでこんなに悪役似合うんやろ、それも生と死の境目の限りなく死に近い感じ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.0

インド人と女性の扱われ方に違和感だったなあ、棄権するとかさ。
一気に大人になっていたし映像の感じも全然違うかった
1の時からネビルロングボトムへの感心がすごいある。
スネイプ先生の一人称が我輩に変わっ
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

ここまではみて、これが一番面白いとずっと思っていたが、やっぱこれが一番面白かった
魔法×SFはなんでもありだな

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.8

エンドロール終わってからも涙がとまらなかった。あまりにも自分の泣き声がうるさすぎてトイレかけこみ音姫かけて泣いた。
世界から飛んでくる強い言葉を受け止めねばならないことも、自らの加害性と向き合うことも
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

2.8

英語音声中国語字幕しかなくてそれでみた。世界観はとてもかわいいのだけれども、革命前夜の重要なところが1分くらいに雑な感じで凝縮されており歴史知らんと何のことかさっぱりになるやろなと思った。撮影場所、宮>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

パンズラビリンス的な冒険物語なのだがちょっとよくわからなかった
何はともあれ、デヴパテルって地球上で最もイケメンだと思う。大画面でみたら絶対違かったな

ファミリア(2023年製作の映画)

4.4

役所浩司と佐藤浩一が並んでいるのめちゃくちゃすごい。松重豊もちょい役で脇の固め具合が半端ない。
色々起きすぎるのだが、平和ボケしているわたしたちの決して遠くないところに存在する人たちの話。難民、ギャン
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.0

万引き家族、パラサイトみたいな貧困層のサバイバルストーリー。英語で見たので大筋しかわかっていない。が、他の作品と比べて敵が資本主義思想というわけではなく育ってきた環境要因や教育の指数が大きい感じがした>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.4

スピリチュアルなラブストーリーで世界線はとてもすきなやつだった。瑠璃になる前の瑠璃はどこにいったんやろうという疑問は残るのと、みんな大泉洋のまわりの人物として転生しすぎで爆速PDCAやんけとは思ったが>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.0

息子の台詞の、「また苗字変わるの?僕は次誰になればいいの?」
で涙が止まらなかった。たくさんのおかしなことがあたりまえのように起きている中で、小さき者たちの悲痛な叫びが囁くように聞こえてくる。提示した
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

2.9

めめ、渡邊圭祐、西垣匠というすきな顔だらけでキャスティングがすばらしくとてもとてもたのしいのだが、内容は詰め込みすぎで渋滞した、、冷酷非道なはずなのに2日目でデレていて、ハヤッ。となった。
今田美桜い
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カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)

2.8

ぬる〜っとつづくし、視覚的な楽しさも特になくて寝てしまった。
途中からLiLiCoさんにしかみえんくなった、、

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.3

人にいっちばん見られたくない恥ずかしくて仕方ないような欲望の化身のような姿を一挙にムササビとともに覗き見できる

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

途中までなにをみせつけられているんだろうか、、となる。暴力多いし下品やし、マルチバースならなんでも許されるのか?犬ぶん投げるし。そして所々シンエヴァのラストの親子喧嘩とクレヨンしんちゃんの野原家ファイ>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.7

chapter1は、え?となることがたくさんあり突っ込みまくりながらみていたのだが、chapter2で答え合わせがされていく。一方からみた事実は他方から見ると全く異なるものにみえる、1と2でユカちゃん>>続きを読む

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