akonya

夜明けまでバス停でのakonyaのレビュー・感想・評価

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)
1.5
中途半端。

実際の事件は殺人事件でそれが大事なことなのに、コロナで職を失いホームレスになって国が悪いって話にすり替えすぎ。

確かに国も悪いが、あの状況なら生活保護を申請すべき。
誰にも相談が出来なかったから実際に事件にあってしまったのだが、コロナになる前にもあんな店でパートで10年以上働くのもどうなの?
介護の仕事をやろうとしていたなら、コロナ禍でも選べるほどに求人あったよ。
あの店の坊々(字合ってる?)にも、やり返す方法はいくらでもある。

バクダンの話になってるし、なんなの?
本当にあった話なのかな?
わざわざ入れたなら呆れるくらいに酷い脚色。
ホームレスの人を危険な思想の持ち主にしたいのかな?
被害者をテロリストとして映画にするなんて、製作者たちはどんな感覚の持ち主なんだろうか。


実際の犯人のほうは一切無視して、女性のほうに焦点を当てたのなら、しっかりと伝えたいことを明確にするべきでしたね。


意味のある題材なのに、呆れるほど勿体ない。


覚えていないくらいに久しぶりにお怒りですわ。
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