なんだったっけ

窓辺にてのなんだったっけのレビュー・感想・評価

窓辺にて(2022年製作の映画)
4.5
あれだけ良かったなあと思いつつ、街の上でが1番であることを示すために4.5です(5の倍数がいい)

なんだろう、愛おしいと思わせる人間を生み出してきますね。曲がらない信念を持ちつつ、小さな優しさが垣間見えるというか。言葉にするのは難しいのだけど。久保さんは秀才漂う黒髪文学少女。ふと、見せる表情だとか少しワガママな所とか高校生らしくて愛らしかった。そんな彼女の恋人が金髪で読書すると眠くなってしまう水木くんであるところも含めて。あ〜、真面目そうな彼女がチャラそうな見た目した彼に惹かれたんだ?みたいな。「隣のクラスの〇〇から聞いたんだけどさ。アイツら付き合ったらしいよ」みたいな。似つかわしくなさそうな相手だからこそ、自分にはないものを彼は持っていて。そういう、部分に惹かれたのかなと勝手に想像しました。愛おしかったね、倉悠貴くん。子犬みたいで可愛かったね。

読書をしている様子で開始されるところとか、チーズケーキや喫茶店、荒川さんや役者さんとか、色々街の上でを彷彿とさせるシーンが出てきて楽しかったです

〈lemon5時間のシーンは監督の実話で、実際はポルノグラフィティのアポロリピート別れ話1時間彼女が寝て起きるまで4時間〉そこ実話なんだ、と面白かったのでメモです