猫皇

ビーストの猫皇のネタバレレビュー・内容・結末

ビースト(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

人間もライオンも、お父さんがひたすら頑張る映画。
この手の映画にありがちな主人公達の自業自得感などは
なく、純粋な巻き込まれ型なので感情移入はし易く、
かなりハラハラ出来た。

二人の娘もパニックになって観ててイラっとするけど、
まぁこれ位は無理ないかと思える範疇だし、
活躍する場もあったりして程よいバランス。
密猟者達がちゃんと全滅するのもポイントが高い。

主人公だけでなくライオンの方も消耗している様な
描写があり、共に満身創痍で挑む最後の戦いは
他のライオンの存在に気付いていない訳はないだろうに、
それでも危険を顧みず人間を殺そうとする執念は
恐ろしくもあり、理由を考えると悲しくもなります。
猫皇

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