森もり子

ウォー・ストーリー ビンラディンに接触した男たちの森もり子のレビュー・感想・評価

3.5
U-NEXTで見つけたこの作品、Filmarksを見てみるとmarkもclipも0だったので一番乗りしてみる。
同時多発テロの4年前にビンラディンにインタビューを行ったCNN記者を描いた実話に基づくニュージーランドの映画。主人公ピーター・アーネットがニュージーランド出身の米国人記者。

あまり期待せずに観始めたけど面白い。興味深い内容だし最後まで飽きることなく観れた。話題にしている人の全くいないビデオスルー作品でこれだけ満足できるとは思わなかった。

正直このインタビュー自体は映画として絵になるようなドラマチックな出来事ではないと思うんだけど、それでも作り手が映画の題材としてこれを選んだ意味はよく伝わってきた。
しかしまあ、地味なお話であるのは間違いない。細かく色んなピンチを作ってなんとか緊張感を持続させてはいるけども、実話ベースなので限界はあるわけで。家族のエピソードもドラマを作るために取ってつけたように見えちゃうかな。
個人的にはそういう工夫が見えるところも好印象で、結構好きな映画になりました。
森もり子

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