大企業が潤沢な資金を提供し、世界に名だたる一流の三ツ星シェフが、品質、鮮度共に最高級の食材を使用、その技術を余すところなく発揮し、時間と手間暇を惜しまず作り上げた、限りなく本物に近い『うんち』って感じの作品でした。
虚無、拷問レベル共にかなりのもの。
それぞれ異なる短編全5話構成のSF作品なんだけど、一つ一つが限りなく↑で述べた『うんち』そのもの。
それが×5なので、この絶望感は想像を絶します。
RPGで言うと、回復等の休憩挟むことなくラスボス戦5連続みたいな感じです。
ラスト暗転し音楽と共にCASTの文字が見えた時思わずガッツポーズしました。ここ最近で一番の解放感だったかもしれません。その後の喪失感は半端なかったです。尾を引きます。
字幕で「ほこりのせいで力が出ない」ってのがアンパンマンみたいだったのと、キュゥべえみたいな配色のイスだけ印象に残ってます。
※鑑賞後、虚脱感あり