このレビューはネタバレを含みます
始まって割と早い段階で展開するので暇しなくて良い。
店側(シェフとスタッフ)の動機・心理がイマイチ理解できなかった。シェフだけならまだしもスタッフも一緒になって加担してるカルト感が謎のままだった。
客の人選も、わざわざ招待して殺すにしては動機が弱い気がする。
主人公がラストで抜け出せた理由も分かるような分からんような…。
他の客も本気の抵抗が見られなかったのもモヤッとするけど、最後は諦めたのかな…?
細部があんまり明示的に語られないので見てる側の読解力がかなり求められる気がする。
高級で高尚で趣向を凝らしたこだわりのよく分からん難しい料理より、結局誰でも楽しめるチーズバーガーが美味いだろ、ってこと?映画もそうだろって言いたい?(だとしたらこの作品はよく分からん部類なだけに皮肉)
引っかかる部分はあれど、どうやって状況を打破するのか最後まで興味を保ったまま楽しめた。