トモヤムクン

ザ・メニューのトモヤムクンのレビュー・感想・評価

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
3.5
正直に率直な感想を述べます。

意味わかんない。
伏線は回収されたのか?
カタルシスはあったのか?

理解不能でした。

しかし、
静寂と狂気が漂うあの世界観にどんどん引き込まれ、
時間も忘れ没頭していたのは間違いありません。

約2時間、没頭して鑑賞していたのに
鑑賞後に感じたのは虚無感。

面白かった、最高だった、怖かった、つまらなかった…
一切の感情が沸き立たない。

考察を考えても点と点が結びつかない。

本来、こんな事を述べていれば駄作な筈なのに、
決してそんな事はなく、
観て良かったとは思っています。

鑑賞中、確かに起承転結の【起】
三幕構成の【プロットポイント1】はありました。
しかしそれを通過しても漂い続ける静寂。

静寂を無理強いしてくるシェフの狂気。

頭の整理がつかない追いつかない事にさえ、
何の恐怖心もない自分。

今現在、レビューを書いている最中でも、
全く真っ当な感想が思い浮かびません。
すみません。

ただ1つだけ思ったのは鑑賞中、
シェフ考案の料理がどれも綺麗ではあったが、
美味しそうと全く思わなかった。

【ザ・メニュー】とタイトルをうっているのに
大丈夫なのか?と当初は思いましたが、
やはり最後の追加の一品だけは
言葉に表しづらい、
活き活きとした美味しそうな雰囲気を感じました。

そこだけに関しては、
この作品の真意を理解出来ていると自負しています。

とりあえず我慢できず、
帰りにマック寄ってチーズバーガー食べました。
家帰ってパンフ読んで寝ます。
トモヤムクン

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