このレビューはネタバレを含みます
最後までシェフがサイコパスになった経緯があんまりよく分からないままだったかなぁという印象(^_^;)
つまり、"自分の料理で心から人を喜ばせる"という行為がすっかり無くなっていたから、アニャを心から満足させた結果自分も満足して、アニャだけは生かそうという決断に至ったのでしょう。その辺の感情の変化はちょっと汲みとれたけど。
それにしても、自分もシェフも客も全員巻き込んで集団自殺は、なんでそうなったん、、、
それこそミッドサマーのように実はコックもシェフも何かしらのヤバい宗教の一員で、それの生け贄になるために全員犠牲になったとかなら話は分かるけど、ただのサイコパスシェフのためにコックも死ぬという結末は分からない(^^;;
副料理長に頭が下がります笑
客に最高の喜びを提供したいがため、最高の食材や料理のためにこだわり過ぎたあげくの果てに、自尊心やら平常心を失ってしまったってことなのかな。
パンっ！と手を鳴らし、料理について熱心に説明するレイフさんのサイコ演技は劇場ならではの迫力がある^_^
あと、登場する料理をちゃんとブツ撮りで見せたり、客にヤバい店だと知らしめる口火を切ったコックの自殺なんかは、めっちゃ素敵な演出でした。
更にしばらく経って感じたのは、沢山のメニューが出てくるにもかかわらず、飯テロのシーンって結局チーズバーガーのくだりしか存在しなかったな、ということ。
自分も庶民なんだな、と思いました。
そして何よりも、今作はアニャちゃんを拝むための映画です！笑
マジで可愛い。
レイフさんとアニャちゃんの共演が楽しめる映画と思えば、結果オーライ👍
