俊介

ザ・メニューの俊介のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

期待していたよりは、、という感じだった。

本編が始まってから世界観に入り込むまでにとても時間がかかった。(少し寝不足で眠たかったのもあってコンディションが悪かった可能性は否めないが。。)それくらい序盤のシーンが非常に掴みづらかった。しかし物語が進むにつれて、富裕層ばかりが招待された理由が分かり、なんとなくテーマと展開が見えてきた。要は「傲慢で痛みを知らない富裕層が社会には蔓延っている。そんな富裕層を何らかの形で抑えよう。格差社会をなくそう。」的な感じだろう。映画内ではそんな富裕層に「死」という罰を与えた。現実では富裕層を死なせることはできないが。。個人的にテーマを正確に汲み取るのが苦手なので合ってるかは知らないけれど。スローヴィクのように傷つけられた者は数知れずいるといった感じかな。傲慢な人たちは無意識に人を傷つけるみたいな。知らんけど。
そういう感じでスローヴィクを描きたかったのであれば、スローヴィクの背景をもっと描いてほしかった。マーゴとタイラーの人柄ももっと詳しく描いてほしかった。なんか共感できる人が全くいなかった。感情移入はできなかったな。

気味が悪い感じも出てたなぁ。「はい、シェフ」ってみんな唱えて気味悪いし、大惨事起きてんのにタイラー笑顔でご飯食べてるし。もう恐ろしい笑 タイラーどんな生い立ちやねん。

あと、オープニングから感じていた富裕層の中に一般人2人が紛れ込んでいるという謎があんまし分からなくて。なぜあの2人なんだろうか。全体的によく分からないことも多くて誰か教えてほしいなーって感じです。アニャ・テイラー=ジョイが可愛かったのでよしとしましょう。笑
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