2本目
合唱部の部長の岡聡実は、大会の帰りにヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われる
組のカラオケ大会で最下位になりたくない彼は、岡に歌唱指導を頼むことに
和山やま原作の漫画を山下敦弘と野木亜紀子のコンビで映画化
全体的にコメディタッチで進み
作品を通して描かれる、若干BL気味な岡と成田の関係が愛おしかった
事務所で組員に怒鳴られて成田の腕にしがみつく岡とかもう・・・
関西弁で繰り広げられる2人の軽快な会話はいつまでも聞いていたかった
この辺りはさすが野木さんだなあと
肝となる歌唱シーンもメリハリがついていて、
紅を使った天丼を含むギャグや、組員の聞くに耐えない歌唱は笑える一方、
ラストに歌うあの曲も、後半をちゃんと掠れ気味に歌っていて良かった
見終わった後思わずカラオケに行きたくなったけど、
当日ブッチはあの合唱部だから許される感があるだけで、もっと怒っていいと思う
