福野ふくろー

カラオケ行こ!の福野ふくろーのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
3.7
可愛い映画だった。
ヤクザが、合唱部の男の子に歌を習う話。

なんで合唱部の男の子に教えてもらうのが1番いいと思ったかの理由は特に語られることはなく、ふわっとしてた。

だいぶデフォルメされたヤクザの人たち。怖い人が弱い中学生のことを先生って呼んでる構図を、可愛いなあって楽しむ映画でした。

特別いい!ってなることは無かったけど、適度に平和で楽しめた。

好きなシーン。
中学生の会話「愛ゆうんは、与えるものらしいで」「なにを?」
次のシーンで、お母さんがお父さんに、鮭の皮を何も言わずあげる。ご飯の上に。ご飯の上に鮭の皮を乗ってるのドアップ。10秒くらい。皮をあげることが愛なん!?ってなってるの可愛かった。
映画館であんなに鮭の皮のドアップ見ることなかなかない。見てよかった笑

やっぱ最後の紅、無理して高い声出そうとしてるとこは感動した!

蛇足だけど、
そんな学校で携帯音鳴るようにしてていいの?ってなった。
まあこんな細かいツッコミどころはいっぱいあるから、ピックアップするほどのことではないけど笑
エンドロール後の映像は、なくてもいいね