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カラオケ行こ!のsachiのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
5.0
2024_4

紅だああああああああああああ
青春を描くのにヤクザと中学生の組み合わせは異色、なのになぜか切なくも愛しい。
聡実くんの「紅」を聴いて、初めてこの曲の良さを知った。メタルはちょっと苦手で。単独のヒデは好きなんだけどなあ。しかし齋藤潤くん、素晴らしい!こんな俳優さん、いたんだねえ。

聡実&狂児の年齢、綾野&齋藤とほぼ同じで、その差が25歳とは思えん。年上の大人のお兄さん、といった風。モノローグがないからか、聡実くんの狂児への想いが原作よりも映画の方がちょっぴり高く感じられ、わたしがあのヤクザの一員だったら「狂ちゃ〜ん、罪作りやなぁ」と後ろから軽くウザ絡みしそう。部活の後輩も面白かった。しかし設定が2019年…翌年は。。

原作で大阪弁のイントネーションで再生されるのネイティブ特権と思った反面、皆にも同じ感覚を味わって欲しかったからこの映画化は嬉しい。けど原作者含め主役陣に関西人いなくてすごい。岐阜は近いけど。かつてエセ関西弁に悩まされた過去も今や昔、隔世の感がある。はあ、良い映画だったぁ。

帰宅して即、原作コミックを読む。表紙のビニール傘の雰囲気が好きなんだけど、あの傘のエピソードも面白くて良かった。挨拶で「よろぴく」も原作通りで笑ってしまう。

聡実くんの「紅」、また聴きたいなあ
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