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カラオケ行こ!のteramovoのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.1
原作未読ですが良かった。
野木亜紀子の脚色がすごい好評なのを知って見た。

めっちゃミスリード誘う感じ随所に溢れてた。原作見てない私からしたら芳根京子あの位置に置くだけで相当ええミスリードやし、カメラワークが相当ワンワーク、ワンショットで見せることを意識して作られてた。視点がバラけるし、ずっと楽しかった。採点の時分かってても笑っちゃうカットバック。ベタやけどヤクザと中学生の関係性が乗ってるからテレビコントのような丁度良さ。会話の間、素朴に面白い。あれや、セトウツミ初めて読んだ時と一緒の感覚や。

傘さして行く時のショット、団地に車をつけるシーンのワーク綺麗で惚れ惚れした。でも、グランドピアノ込みのサイズがワイドレンズの収差がすごくて男の先生棒みたいになってた。
初めてカラオケ入った時聡美くんのワンショットも同じレンズ使ってたんかすごいワイドで次のカットはスタンダードなレンズになって、狭い部屋で苦労して撮ってるんや…おもたらテレビ越しのショット、部屋から部屋のドリー。めちゃくちゃええ環境やんけ、なんなんやあれ。

漫画原作の映像化は愛があったらいけるねん!
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