結局私たちに何が伝えたいのか。
きなこと安吾の52ヘルツのくじらたちのラブストーリーが主題なのか。
なぜ安吾を殺さないといけなかったのか。
全くわからない。
結局山場をつくりたいがために、彼氏をボンボンの男にして〜、そこに安吾介入させて〜、カミングアウトさせて〜、きなこがボンボンの男に殴られて〜。みたいなのテンプレすぎて飽きている。しかも無駄に感情的なカメラワークと音楽。そしてエンディングがタイアップ曲みたいな感じ。
多分映画に人生を任せちゃうような人のためには作られてない映画やねんけど、にしてももう少し優しさが欲しかった。粗さだけが目立った。
杉咲花がホアキンフェニックス的怪演だった。それを見るために映画館に行こう。