合唱部部長の少年·聡実はヤクザ·狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。
現在漫画は未読。
クスッと笑えるコメディと、観た後の余韻が心地よい作品でした。
映画「最後まで行く」での綾野剛の演技が好きなので、今回ヤクザ役は似合うだろうなーと期待していました。良かった！！
まず、股下が長い！特に屋上での場面は股下2mかと思いました。信用ならない笑顔も、独特な話し方も良かったです。
出会い方はヤクザ感があるが基本的には大人としての距離感を保つ狂児と、最初はビビるが次第にヒヤヒヤする距離感で接する中学生聡実が良かったです。2人の人生経験からであろう他者への接し方の差がリアルで好きです。主人公聡実君以外の中学生の言動も自分が中高生の頃はこんな感じだった気がするなーと懐かしい気持ちになりました。
ヤクザ·狂児の選曲に最初は何で？と思っていましたが、終盤物語の見せ場でその曲以外ないと思えるほどピタッとハマっていて感動しました。
エンドロール、最後まで見て良かった。
原作漫画も読んでみようかな。
2024-3
