このレビューはネタバレを含みます
すごく良かった。一日で2回観ちゃった。
ほろ苦い初恋物語。出会いの雷シーンを観ながらこれぞ「災厄のように到来する避け難い一目惚れ」じゃんと思った（雷の一撃 coup de foudre )。
聡実の感情を爆発させる唯一の存在、狂児。「和子」の正体を知った聡実がニヤニヤを抑えられてないのが可愛い（演技うまい）。拗らせ後輩も最高に良かった。和田→聡実の感情が聡実→狂児の感情のアナロジーになってた。
最後のシーンは、あれが全然関係ない仕事かなんかの電話で、前腕の入れ墨のショットだけでいろいろ暗示する、みたいになってたら私としては完璧だった。
編集と子供たちの演技がすばらしく、劇中音楽の歌詞が物語とリンクしているのも良い。
