神田川のふたりのアルパカメタルのレビュー・感想・評価

いまおかしんじ監督作でわりと名の知れてる若い俳優を使う物(notピンクという意味で)ってあまり観ないからどんなもんかと思ったら、いまおかさんの中でも結構変なほうの映画だった。通底する死者への眼差しはもちろんあるのだが、縦横無尽に映画を楽しんでるのがありとあらゆるカットから感じられ、若い2人の俳優もその独特なテンポに若干飲まれたり、自分のものにしたりを繰り返しながら進んでいく。