ブリュノ・デュモンの映画に出てくる人ってみんな顔が強い。
『ジャネット』のヘンテコ具合に惹かれて鑑賞したのだけど、少しウトウトしてしまった(だって140分あるんだもん...)
積み重なった時代の上にいる、わたしたち。
『アルビノの木』も見てみたくなった。
形式は違えど今回も"祈り"の映画だった。
音を五感で浴びる映画館ならではの映画体験。
女の子の方が痛いメンヘラ女にしか見えなかったんだけど、私の目は節穴ですか...??(石川瑠華、この後高校でカースト上位に属して同級生が自殺して、卒業後は読者モデルになって金髪カメラマンの男を振り回すん>>続きを読む
なんといっても曲が良い。
誰も不幸せにならない爽快ムービーとしては120点です。
大野大輔に枯れるほど泣かされるとは思ってもみなかった。
夢を追うこと、夢を応援すること、アラサーミュージシャンの葛藤が痛いほど詰まってます。ドンピシャで胸にくる人もたくさんいるのでは。
何が良いって>>続きを読む
セルゲイ・ロズニツァ監督の劇映画がウクライナ侵攻を受けてついに日本上陸(世界では重要な監督だったのにドキュメンタリー映画もここ数年で初めて日本公開された)
観る前にある程度予習が必要。「ドンバス」と>>続きを読む
これに関しては「本当にひどい」というのが褒め言葉。河崎実の映画ってひどいな〜っていつも思うんだけど、今回に関してはショウショウとレインボーの長尺ネタが丸々入ってて「これは、本当に大丈夫?」っていう気持>>続きを読む
どうしよ、中身なんもないのにめちゃくちゃ好き…。この時代のヒロスエを35ミリフィルムに焼き付けた時点でこの映画は勝利なので。配信で観たので、ヒロスエが映るたびに停止ボタン押したくなった。
ニューロン>>続きを読む
変態、奇行、みたいな言葉を羅列して語りたくなる気持ちもわかるんだけど主人公がどうしてこうなったのかはちゃんと描いてるから腑に落ちるんだよなぁ。
圧倒的な不快感。ハネケありがとう(?)
カトリーヌ・ドヌーヴ、骨格がしっかりしすぎてて顔立ちが美しすぎる。ブニュエルはカロリーが高いので、特集上映でも連続で観ようという気にならないのが難点。
この映画は前半後半のドヌーヴの変化に尽きるよな>>続きを読む
見始めるまで本当に2人で走破して2人で撮影してるとは思わなかった(並走してるクルーがいると思ってた)。
シンプルに「元気が出るムービー」です。
文学的な作品を、原作の空気そのままに実写化しようとしてわけがわからなくなってる。
主人公の纏う"死の近さ"は世代的なものか、結構わかるんだけど、イタさが突き抜けちゃうのが惜しいストーリー。結局はセカイ系なのね。
ドラマ甲子園の優勝作脚本を深夜にテレビでやってる?(ドラマ甲子園をバカにしてるわけではありません)
劇伴過多で“映画”がテーマなのに、映画的な演出がゼロ。絵作りもつまんない。セリフも多い。それなのに>>続きを読む
葉名恒星の映画に出てる細川岳がいっっっっちばんイイんだよ!佐々木、じゃないんだよ!!!!(今作は結局それだけで、全体としては前作のほうが断然好き)
久々にドラン観たけど、やっぱり苦手なんだよなぁ。なんかなぁ、たぶん一生この人は“母親”っていう存在から逃れられないんだろうなぁ、と思うと鬱々としちゃうんですよね(それはお前自身の問題だろ)。
言わば自分のセックスの動画が世に流出するなんて個人的な話なわけで、そこからルーマニアという国自体が抱えてる問題をシームレスに浮き彫りにする。3章立ててあり、1章目はどことなくアレクセイ・ゲルマンっぽい>>続きを読む
30歳を目前に夢を追うのか、地に足をつけるのか。正直私にとってはどうでもいい(というかしょうもないなーと思う)葛藤でイライラはした。実話なんですね〜。そんなに曲もいいと思わなかったというか、それより作>>続きを読む
前代未聞の"ブレイクコア"ミュージカル。igorrrの音楽がカッコ良すぎてすっかりハマってしまった。ジャネットのヘドバンは祈り。途中出場のラッパー男は笑ってしまう。
は…????
ラストのごちゃごちゃがいかにも演劇的だったけど、演劇畑の人の映画なのかな…。
性的虐待を安易に扱いすぎなのよ、それだけでもういいかな…ってなる。女の葛藤を生むための道具にするな。
そし>>続きを読む
劇場鑑賞で無事10話完走。達成感。
(お気に入り順)4→7→1→6→5→10→9→8→3→2
7は本当に辛いけど、脚本が上手すぎる。
他の話の登場人物がチラッと出てくるのも楽しかったなあ。
物語としてそれやっちゃおしまいじゃない?感あるな〜と思いながら観たけどまじでおしまいだった。なんのために作った??
冗談抜きで震えた。
ある意味、ラストのメタ構造の挿入がこの作品を不可解なものにしてるけど、わたしの解釈としては、キアロスタミは物語の創造主、言わば“神”の視点で主人公の生死を左右することをしなかった>>続きを読む
入れ子構造っぷりに途中で頭爆発しそうになったので純粋に面白かった
!とは感じてないんだけど。時間が経ったらもう一回観よう...。
『チタン』を見た後だからか「意外と堅実な映画じゃん...」と思ってしまった。感覚マヒ。
デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグによる作品。謎の研究施設、人の意識化に入り込む。>>続きを読む
『RAW』の監督ってのと、予告が面白そうだったのと、ゲテモノ感あるのにカンヌのパルムドールってのと。あらすじはクローネンバーグの『クラッシュ』意識?って思ってたけど、クローネンバーグリスペクト映画だっ>>続きを読む
脳死に近い状態の帆花ちゃんが直視できなくて怖かった。最初。生きていると言われても、眼球が動かない、まばたたきもしない人のことを「生きている」とは自分の人生経験から捉えることは難しかった。
しかしこの>>続きを読む
ジグザグ道三部作はどれもラストショットが素晴らしすぎて、現実と虚構の間をゆらゆらと漂う構成なのに「映画だーーーーー!!!」と確信する。ラストショットで。
「宿題」に関するキアロスタミのドキュメンタリー。確かに言葉にしてみればそうだけど、イランの国家や家族の在り方をグサグサと刺してくる。
ひたすら子どもたちのバストショットとインタビューなわけで少しウト>>続きを読む