赤い手拭いマフラーにして横町の風呂屋に2人で行き「一緒に出ようね」って言ったのに、小さな石鹸カタカタ鳴らしながら待たされたのはいつも私のほう…地方のフォーク少年だった私には“神田川”と聞くとそんな妄想に浸るのだが、この映画はもっと現代の若者2人による神田川の源流である井の頭恩賜公園までの小さな道のりを描いたロードムービー。
冒頭カメラぶん回しによる映像に吐きそうになるくらい酔いそうになりながら“大丈夫か?”という不安に駆られ、そこから噛みまくりのワンショット40分近く長し…ww
皆さんのストーリーやシチュエーションに対する悪評も理解できる…が、最終的になクライマックスのシーンにキュンとしてしまった…その後も微妙な空気は流れるが…💦
そんなわけで、なかなか評価し難い作品ではあるが低予算ムービーの存在はそれだけで応援する価値があるというのが私の信条なので佳き!