リンコロシネマさんの映画レビュー・感想・評価

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野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.2

最初に申しておくと『アルジャーノンに花束を』とは全く関係ないようですw

私の世代では普通にあった高校部活ヒエラルキーあるある物語なのですが今の時代にもあるんでしょうか…もしあるならパワハラ、モラハ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.1

主役のレスリー・マンヴィルさんがとてもキュートで、年齢はひとまわりほど違うけど日本でいうところの宮本信子さん的な感じなのかな?

ディオールのドレスもたっぷり堪能できます

今のライブハウスを始める前
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(少しだけネタバレあります)

その昔、宇宙船のようなモノに乗って人の体内を探検(?)する『ミクロの決死圏』('66米)という映画があった。昨日観たデヴィッド・ボウイの映画『ムーンエイジ・デイドリーム
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.6

刑事から変態までなんでもこなす安田顕さん演ずるマイホームパパと女番長から良妻賢母まで何でもござれの小池栄子さんという怪優2人を中心としたハートフルホームコメディー。

ほんわかな物語で温かな気持ちにな
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CASSHERN(2004年製作の映画)

3.8

スタイリッシュなまでの映像にシンクロするあらゆるジャンルの音楽、CGを駆使した美しいまでの戦闘シーン、スピーディーな殺陣、随所に散りばめれたメタファー、哀しみの果てに込められたメッセージ、人間が人間以>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

典型的なアメコミの映画化ですね。正直、DCとマーベルの区別もつかない私ですが、そんなこと知らなくてもCGやアクションが見応えあるので十二分に楽しめました。主役のドウェイン・ジョンソン(テス・アダム)は>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

相変わらず強過ぎるマッコール(デンゼル・ワシントン)さん…逆に相手側(敵)の心配しちゃったよ笑笑

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

親愛なる映画友が「チョー面白い!!」という…それは「観に行かなきゃ!」となり今日が上映終了ということで劇場へ。

んで…これはヤバい映画でした!R15ということで惨殺シーンや痛いシーンもあるんだけど…
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

主人公のロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が抜かりなく強い!正義というのは時に冷酷なまでに感情を押し殺さねば成り立たないものなのですね…

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

3人の女の子が誘拐され監禁された…犯人は23重人格の男…そして24人目の“彼”が現れたとき、恐怖は最高潮に達する…

というサイコスリラー

ジェームズ・マカヴォイ演ずる解離性同一性障害(多重人格)の
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.0

いやぁ〜軽薄ですねぇ〜w もちろん嫌いじゃないですww

シン・仮面ライダーを観る前提なのですが「庵野秀明監督作品のキューティーハニーを観ておいた方が良い」という書き込みがあったので観てみたのですが…
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.5



前日に観た『かば』に続き実在したの人物をモデルにした映画…とはいえ内容は大きく異なるが…

17世紀、現在のイタリア・トスカーナ地方にあたるペシアの町に実在した修道女ベネデッタ・カルリーニの裁判記
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かば(2021年製作の映画)

4.4

前日、御殿場で行われた上映会に常連さんが行き、そのまま私の元へ「マスター絶対に好きだから行ったほうがいいよ!明日、沼津で上映会あるよ」とメッセージが送られてきた。スケジュールを調べてみると何も予定がな>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

相対性理論、ブラックホール、量子学、4次元、5次元、時空…あらゆる概念を見つめ直す映画。話が壮大過ぎて私には1回では理解できませんでしたが凄かったことは確かです。そしてそんな中で語られる家族愛にホロリ>>続きを読む

ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.9

マイケル・ケイン演ずる作家・ハリス・ショーのパンクスぶりにやられました

破天荒な作家というだけでなく人としての優しさも…

ルーシーを演じるオーブリー・プラザがとても魅力的✨

世間に迎合するより反
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

2を観に行くための予習がてら観たのですが小気味良いテンポで話が進んでいくのでとても面白かった。主役の2人も魅力的だし2も楽しみです。

まひろが着ていたTシャツのセンスもGOOD✨特にルー・リードの『
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

ワンカット、ワンショットで90分の超長回しという手法で思い出すのが松居大悟監督の『アイスと雨音』。

若さ弾ける役者のエネルギーが炸裂するアイスと〜に比べるとレストランという限られた空間でのほぼ密室劇
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耳をすませば(2020年製作の映画)

2.9

過去と現在が頻繁に入れ替わり(エブエブの1/1800程度なのに…)ちょっとウザかったけど中盤辺りでチェロと独唱による「翼をください」が演奏されるところからは落ち着いて観ることができた。

茶飲友達(2022年製作の映画)

4.5

「モラルとはモテない男が作った産物である」
と言ったのは村上龍だったか…

高齢者(同士)の売春というショッキングな題材ではあるし物語の進行上必要な性的描写もあるが、もっと深いレベルで感慨を感じシニア
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.9

さすがジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニー。絶妙なタイミングでの舌戦…安定の会話劇に終始感嘆。随所に散りばめられた爆笑シーンも抜かりはない。ビアポンの場面とか…w

そう、若い頃に望んだワクワクは
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永遠の1分。(2022年製作の映画)

4.0

明日で12年目という事など全く意識せず無意識にレンタルしたのだが…

“部外者”であるアメリカ人が311を題材にコメディ映画を撮る…という設定なのだが想像していた展開を大きく裏切りとても沁みる映画
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.3

用事を済ませて時間の合う映画を観ようという、ただそれだけの理由で何の予備知識もなく劇場に行って観たのですが…これがまたとても良かった

映画の舞台は高校の卒業式でしたが私は中学の時の卒業式を思い浮かべ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1

IMAXレーザー2Dにて鑑賞

いい意味でとっ散らかってるというかぶっ飛んでるというか…一瞬の隙をもつけぬコースタームービー

高速なカメラワークで物語が進んでいくので瞬きする間もなく…もう少しカンフ
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

緊張感ある「高価なカーチェイス」だけでなく家族愛、兄弟愛、同僚や医師と患者の信頼関係…などのヒューマンドラマがしっかり描かれているので見応え十分。個人的にヘリコプター好きなので低空飛行のシーンが印象的>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

胸クソ悪い…けど…悔しいけど面白い脚本だった!二転三転する先の読めないストーリー展開はアカデミー作品賞にノミネートされるだけのことはありますね

さすがデイミアン・チャゼルとでも言いましょうか

まぁ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.9

(臨場感体験上映にて鑑賞)

最近よく「胸アツ」という言葉を耳にするけど“これがそれか!”と思えた夜❤️‍🔥

バンドの熱量、音楽の熱量、JAZZの熱量…そんなことを超越した夢に向かう主人公、宮本大の
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サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

2.9

ラストはカタルシスも得られますが、終始重苦しい空気の中でストーリーが進み、それなりにグロいシーンもあるので積極的に人に勧めることはしません。私は嫌いじゃないですけど。このジャケットから連想するイメージ>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.4

『ちひろさん』

人を思いやることができたり人に優しくできたり人を勇気づけることができたり…人を励ますことができる人ほど実は心に闇を抱えていたり悲しい過去があったり過酷な経験があったりする

人の痛み
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THE FOOLS 愚か者たちの歌(2022年製作の映画)

5.0

やっと観に行けた…『THE FOOLS 愚か者たちの歌』

映画公開前にラジオで特集しちゃうくらいだから、いかに俺がフールズを愛してるか分かろうというもの

徹底したアンチ・コマーシャリズム=自由に生
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃ凄いカー(トラック)スタントアクションかと思いきや…良い意味で実にブ厚いヒューマン(サスペンス)ドラマでした

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

「華麗なるギャツビー」のキャリー・マリガン主演、「ハーレイクイン」のマーゴット・ロビー製作…これは観なければ!というわけでレンタル。

映画が始まってから暫くは「?」だったけど話が進むにつれ謎が解けて
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

レンタルビデオ屋さんオススメの1本(第二位だったかな?)ということで借りてみたんだけど…

めちゃくちゃ面白かった!

あまり書くとネタバレになるので何を借りるか迷った時にどうぞ。

マエストロ!(2015年製作の映画)

2.9

現代音楽に対する病的なまでの執着と知識を詰め込みながら現代音楽という難解なジャンルを取り巻く人々の人間模様を描いたコミック&映画『ミュジコフィリア』の作者“さそうあきら”が原作とあらば期待大!

オン
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.5

(IMAXレーザー3Dにて鑑賞)

さすが巨匠ジェームズ・キャメロンともいうべき不朽の名作が26年の歳月を経てまさかIMAX3Dの大画面&上質音響で観ることができるとは…当時は思ってもみなかった。
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たまの映画(2010年製作の映画)

3.6

友人から貸りた1本。

イカ天やバンドブーム世代より少し前の世代の私は“たま”のレコードも『しおしお』を所有している程度なのですが、もちろん“たま”が如何にキワモノではなく優れた表現者集団として存在し
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.6

続篇と知らず予告だけでレンタルしてしまったけど随所に散りばめられたユーモアや一風変わったシチュエーションのカーチェイス、正統的なバトルアクション、ストーリーも含め、なかなか楽しめました。

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