まだまだ続くシリーズ第4作品目。
今となっては少々時代錯誤な表現が多く感じられる刑事ドラマ。破天荒な2人が見どころ。
舘ひろし、柴田恭平、
徐々に老化を気にする世代。白髪と小ジワが気になる年齢。四捨五入すると40?調べてみると、公開当時、舘ひろしは46、柴田恭平は45。サバを読みたくなるのは皆同じだ。書いてる私も追いついてしまった世代だ。
浅野温子、
イタイ演出には恥ずかしくなる。
浅野温子は当時35でした。
本作品で後輩ができた仲村トオル、
当時31。ポンコツ役はそろそろ飽きたと思える。
関口知宏、
仲村トオルの後輩として登場。カッコ書で新人扱い。セリフが多いところは父親関口宏への忖度か。後にも先にも本作のみの登場のようです。
小林稔侍、
課長と言えば「バカもーん」が名文句なのに、新しい課長は感情が煮え切らないタイプ。確か小林稔侍と言えば「バカヤロー2」でも、大声で「バカヤロー」って言わないんだと、何かが違うと思った過去を思い出した。新しい課長には馴染めませんでしたが、徐々に持ち味を発揮させるタイプみたいでした。
時代背景、
携帯電話がようやく登場、ポケベルと併用して活用する時代。パソコンの扱いにも不慣れな時代。やっとカーナビが導入されたことも窺える。カッコつけてフロッピーディスクを持つダサさが感じられる。
それよりも驚いたのは、本作品のカルト集団の犯行構想がヤバ過ぎる。原子力発電所をミサイルで攻撃するところは、現代(2022年)の時代では旬な話題だ。ミサイルの射程がコロコロ変わるコミカルなノリで演出しているが、とてもじゃないけど笑い事では済まされない。
それと追跡をトコトン邪魔する病院内の車椅子の集団は面白くないし、意味がわからない。