カカオさんの映画レビュー・感想・評価

カカオ

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世界の終わりという名の雑貨店(2001年製作の映画)

2.0

「世界の終わりという名の雑貨店」
なんだそれ?

「欲望という名の電車」
みたいなもんか?

















兎に角、
とても静かな作品、

音楽の少ないミュージックビデオのような感じ
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60歳のラブレター(2009年製作の映画)

3.3

複数の熟年夫婦、たくさんの登場人物が同時に進行するストーリー展開。




熟年離婚、
熟年の婚活、
病気と向き合う、

それぞれのエピソード、
どれも良かった。


それぞれの立場、
それぞれの視点
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AKAI(2022年製作の映画)

3.4

赤井英和のボクサー時代を振り返るドキュメンタリー作品。

チャンネルNECOにて鑑賞、
率直にとても良かった。


ボクシングの映画って、やはり演技であって真剣勝負ではないから迫力に欠けるところがある
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.2

ヒールレスラーの苦悩と家族問題、
嫌われるという役割りについて考える。

「極悪女王」が注目される今、ヒールレスラーの苦悩が共通するのではないだろうか。(「極悪女王」はまだ未視聴ですが、、、)


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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.3

就職活動に失敗し、想像していた人生とは違う人生を歩み始めた。人生の壁にぶつかり、自分のことを知らない場所を転々とする鈴子。

















ひたすら頑張っても報われない。負の連鎖に悩
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.0

西田敏行、追悼鑑賞の3作品目
今回初鑑賞。

長年、救命救急センターに勤めて地元の小さな診療所に赴任する。

生命の終い方について考える。


以下、ネタバレなるかも
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学校(1993年製作の映画)

3.9

西田敏行追悼2作品目、
山田洋次監督の「学校」、
久々の再鑑賞です。


「幸福」について考えさせられる作品
「教育」って本当に大切です。



夜間中学に通う生徒は何かしらの理由で中学校に通うことが
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敦煌(1988年製作の映画)

3.2

西田敏行追悼として録画データの中から本作品を選択、本作品で日本アカデミー主演男優賞を受賞している。

井上靖原作の「敦煌」の映画化


















今回初鑑賞でした。シルクロードの
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曖昧な未来、黒沢清(2002年製作の映画)

2.4

「アカルイミライ」を撮影する黒沢清監督のドキュメンタリー作品


終始、監督の優しい笑顔、



曖昧な演出、


右でもいいし、
左でもよい、




一体なんなの?

アカルイミライ(2002年製作の映画)

2.8

黒沢清監督作品、


おしぼりの工場で働く社長と若い店員、
ベテラン世代が良かれと思って接していることがヤング世代の癪に触る。



一線を越える仕打ち、








相当な覚悟を必要とする量刑、
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愛情の決算(1956年製作の映画)

3.2

佐分利信監督作品、

佐分利信、
三船敏郎、
原節子の三角関係


戦争のシコリが残る時代背景、みんな貧しい時代の中、誰もがより良い生活を求める。




不器用な佐分利信に対してコミュニケーションが
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おはん(1984年製作の映画)

2.9

市川崑監督作品、

石坂浩二、
吉永小百合、
大原麗子の三角関係



ポンコツな石坂浩二、
喧嘩腰で勝ちにこだわる大原麗子、
争いごとは苦手の様子である吉永小百合、

ミヤコ蝶々が良いアクセントに、
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

不可解な事件が続くサスペンスホラー

首から胸にかけて巨大なX型の切り傷を残す殺人事件が次々と発生する。いずれの殺人事件も犯人がすぐに捕まるが、同じ傷跡を残す関連性がわからずにいる。
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回路(2000年製作の映画)

2.5

黒沢清監督のホラー作品

制作時期が2000年、インターネットが急速に普及している時代だ。


パソコンの画面に映る幽霊、

身の回りで起きる不可解な出来事、

次々と連絡が途絶える
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.7

日本人と在日朝鮮人、
高校生の恋と友情を描いた青春群像劇

泣いて、笑って、
真剣に偏見について考える。


1968年の京都、
フォークソング、
偏見と差別、
貧困な生活、



見応えのある作品で
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花の恋人たち(1968年製作の映画)

3.2

七人の女医の卵たち

国家試験合格に向けた追い込み、
恋愛感情と友情、
田舎の母親、
狙う学長賞、

挿入歌に舟木一夫、



















ラストの泣ける展開の脚本は見事でした。
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華の乱(1988年製作の映画)

3.1

深作欣二監督、
吉永小百合が演じる与謝野晶子の大正ロマンを描く作品


文芸作家の人間模様













現代のように娯楽が少ない時代、有名作家が現代の芸能人のようであったと想像します。胸
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生きたい(1999年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

重いテーマをユーモラスに描く作品、
長野県、姨捨(おばすて)駅から始まる

年齢層の逆ピラミッド化について考える作品、本作品は1999年の制作ですが、当時よりも老人の比率は高くなり更に深刻化となってい
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ジャスティス(1979年製作の映画)

3.1

若きアル・パチーノの法廷ドラマ






以下、ネタバレになるかも















裁判官は悠々自適に過ごし、
自分が法律だと思っている。



そこに
実刑の判決を受けて首を吊る依頼
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風に立つライオン(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ケニアで献身的な医療活動を行う医師の物語。








実際にモデルとなった人物の物語に対して誇張されている面があるかもしれないが、世界中で誇れる日本人が活躍していると信じたい。





いつで
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がめつい奴(1960年製作の映画)

3.2

関西の方言、「がめつい」という言葉を全国に浸透させた作品との事。


通天閣が見える釜ヶ崎、
大阪の新今宮のあたりだ。

底辺まで下落した世界観、簡易宿泊所におけるドタバタ騒ぎ。





新今宮とい
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白鳥麗子でございます!(1995年製作の映画)

2.6

松雪泰子の代表作ドラマ
「白鳥麗子でございます」の劇場版


バブル期を感じる物語でございます。



以下、ネタバレあり



















麗子のお父さんはガンではなかったからい
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

本作品を大好きな方には申し訳ない。
私にはサッパリ合いませんでした。


「ヘヴンズ・ドアー!」
なんで顔が本になって、その人の人生の記録が書いてあるの?って

うーん、、、
その世界観に
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.8

純粋で優しい青年ラース、真剣な眼差しで恋人のビアンカを兄夫婦に紹介する。


ビアンカはラブドールだった。

戸惑う兄夫婦






何気なく観ましたが、
想像以上に良き作品でした。





以下
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ライブリポート(2019年製作の映画)

3.5

警察署長の娘が誘拐された。
所在を知る犯人の一人を射殺してしまい、署長の娘の命、64分のカウントダウンが始まる。

手がかりを追って捜査を進める主人公はバッジと拳銃を奪われたばかりの善良な警察官。
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生きちゃった(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

愛する妻と娘を幸せにしたい
何がボタンを掛け違えたのだろう


コツコツと頑張る静かな男に降りかかる不幸




なんか見ていて辛くなります。

そんな展開ある?
って思いながら見ておりました。
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プロジェクト・イーグル(1991年製作の映画)

3.2

ジャッキー・チェンの砂漠を旅するアクションアドベンチャー


「プロジェクトA」のシリーズではなく、
「サンダーアーム/龍兄虎弟」の続編。

続編と知らなくとも、
ぜんぜん大丈夫です。


「インディ
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テラ戦士Ψ(サイ) BOY(1985年製作の映画)

2.6

アイドル菊池桃子出演のサイキックファンタジードラマ

突然超能力が使えるようになった少年少女が集結して悪の組織と対決する。












気になるセリフがチラホラ


「弱い阪神タイガースを
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まあだだよ(1993年製作の映画)

3.9

晩年の黒澤明監督作品
たぶん2回目の鑑賞

たくさんの教え子に慕われる先生、
大胆で聡明な内田百閒を描く作品。





みんなに慕われる様子を描く前半と、
ネコのノラが行方不明になり喪失感が漂う後半
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江戸っ子祭(1958年製作の映画)

3.8

時代劇専門チャンネル

三代将軍、徳川家光の若き頃の竹千代。

世の中を知らずして、世を治めることはできぬということで密かに魚屋の若手として働く展開へ。


城内で育ったタケどんは、城下町の何もかもが
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.0

奇人?変人?
ルイス・ウェインの波瀾万丈な半生







かつては猫をネズミ対策で飼い慣らすことがあっても、ペットとして飼う習慣はなかったらしい。ルイス・ウェインは、初めて猫をペットとして飼ったと
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アース・エンカウンターズ(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

不思議な力が宿る植物で兄貴を病気から救うショートムービー。







25分では無理がある物語。




スピルバーグ感がありますが、なんか違う。

正欲(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読

現代社会に生き辛いマイノリティの人たちを描く作品。












異性ではなく同性を愛する次元ではない。
勢いよく溢れる水の躍動感に興奮してしまう。



多様性を尊重する、
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.3

サマーと出会った500日を振り返る


ロマンチストのトム、
恋は続かないと思うサマー、















ズーイー・デシャネル、
「イエスマン」でも好印象だった女優。本作品でも笑顔が素敵
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インベンション(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

お父さんの借金をなんとかしたいショートムービー。










しっかりとしたお子さんですが、

うーむ、
無理があります。

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)

2.5

CGのクオリティが素晴らしい

でも、正直言って世界観について行けない。













登録されているレビューを読んでいると、ゲームの世界観と繋がっているようでした。

「7」で終わってい
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