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あぶない刑事リターンズのLCのレビュー・感想・評価

あぶない刑事リターンズ(1996年製作の映画)
3.5
面白かった。

男上司さん、定年退職できたんだ…!という衝撃が強かった。良かった、ストレスに負けず生き抜いてた。あくまでも物語の中では、そうなんだね。
そして新しい男上司さんも、たぶん、強い。大丈夫そう。ヨシ。

前作から7年経ってるようで、懐かしさを感じさせる演出が楽しい。「昔の俺だと思うなよ」とか。踊り狂う彼女とか。朝まで踊り明かして捕まってたよね、そういえば。
嬉しかったのは、2人以外の同僚さんたちと息を合わせて薬や盗品を回収する描写。
相棒以外の人ともチームプレイできるんだ…!
でもやっぱり、2人が揃うと喜んでしまうね。
2人揃ってぶら下がってると、何だか無性にはしゃいでしまうね。

後輩くんに後輩くんがいることに痺れた。
後輩くんが… 先輩になったのか… 何を教えるんや… ちょっと不安になったりする。新しい後輩くん、たくましく育てよ…
彼をはじめ、印象的な人が増えているのが単純に楽しい。逆探知する女性とか。可愛いヘアゴムたくさん持ってそう。
そして犯人が面白過ぎた。
今までの犯人にも印象的な人っていたけれど、クスッとさせられる感じの人っていなかったような気がする。肌透けてる服をはだけるのは笑っちゃうって。はだけなくても見えてるんだもの。見えちゃいけないところをちゃんと隠してるのは素敵。
独特な手のポーズはつい、ある名前を呟いてしまった。同じようなポーズをするプロレスラーがいる。たぶん彼も組織の一員なんだろうなあ。そんなわけないだろー、はっはっはっ。

おちゃめもたくさんあって、あぶなっかしさも健在で、犯人もツッコミどころが目立っていて、とても楽しめた。
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