楽しかった。
タイトルでも使われている「 Slumber (スランバー)」という言葉は、Sleep と同じイメージを持つと考えて差し支えないだろう。つまり「 Slumberland 」は、睡眠(或い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とても好き。
おとぎ話を題材に、「ゆーて人はハッキリ善悪のどちらかに振り分けられないものだよね」という当たり前の部分を描くのだけれど、では何を軸に物事を考えたらいいのか、というところも明確に描写して>>続きを読む
面白かった。
怖さにも痛さにも耐性のない私が、わくわくと冒険を楽しめる塩梅。素敵。
特に面白かったのが、「死者に5個質問する」ことができるのと、「高知能を有する生き物の脳を食べて体を操る」生き物が>>続きを読む
面白かった。
父が娘たちに、弟と過ごしたクリスマスの話をする。
弟さんが弟さんしてて良かった。ブレないねえ。
子どもたちのおもちゃを作ったり、包装にこだわったりする妖精たちの業務を、片っ端から効率>>続きを読む
何これ楽しい。
物語中、結構頻繁に選択肢が表示されるのだが、選択によって物語が変化し、更に会社での部署配置を判断してもらえる。
選択だけではなく、ナゾナゾもあったりする。
全16種の結果があるらし>>続きを読む
面白かった。
いつか見たフランス版よりも重みが増した世界観になっているかな、という印象。
個人的にはフランス版の明るく軽い成分を多めにした配分がとても好きだったけど、本作の軽重に明確に落差を付けつつ>>続きを読む
興味深かった。
痛い場面も怖い場面もないので、そういう意味では見やすい作品。
ただ、原題にもなっている「 Disengagement ( Israel's Disengagement Plan 「イ>>続きを読む
面白かった。
緊急通報指令室で働く主人公が、ある日1本の電話を受ける。そこから始まる物語。
耳に届く情報を頼りに進んでいくので、カメラが緊急通報指令室から出ることはない。その為、観客も主人公と同じ>>続きを読む
非常に好き。
原題は「 Aos Olhos de Ernesto 」、ストレートに英訳すると In The Eyes of Ernesto とかって感じになるのかな。うまく日本語に訳すのは難しいけれ>>続きを読む
楽しかった。
印象に残るキャラクターの多さがすごい。そして賢い猿の王が見せる歌と踊りも中毒性が高い。思考を止めて見入れる。
各動物たちのデフォルメが独特で、よく特徴を捉えていながら、野生の中で気付>>続きを読む
面白かった。
前作で減った筈の綿毛が範囲を増していた。このシリーズの主人公といえば、成長しても綿毛のペンギン、ということなのかな。
彼の雛時代は描写が少なかったけれど、今作では始終雛ペンギンが見られ>>続きを読む
面白かった。
どこまでも続く雪景色、だけじゃなかったのが楽しい。
音楽とリズムに溢れた物語だけれど、冒険部分も負けず劣らずの迫力がある。
大自然で生き抜くのってやっぱり凄いことなんだなあ。
主人公>>続きを読む
面白かった。
無印の方で、成長しない仔犬に感じた怖さみたいなものを、割と強く出してきた印象がある。
無印を思い出させるちょっとした景色もあり、嬉しくなる。
あの時ちゃんと「 FAMILY 」の緑ラ>>続きを読む
とても面白かった。
おっさん、というよりは、会社員全般をわかりやすく描写したのかな、という印象。
主に2つの世界を鮮やかに対比させつつ、伝えたいメッセージが届きやすくなるよう単純性も保っていて、複雑>>続きを読む
面白かった。
前作に引き続き、犬さんは無事です。
本作では、前作で「役に立ちたい」と旅立った彼女を探しに行くのだけど、主人公の両親のことも描いている。
ロマ人について。
移動型民族と言われるのだけ>>続きを読む
面白かった。
美しい自然、という言葉がしっくりくる場所で、様々な人が守りたい命の為にたたかう。ちなみに犬さんは無事です。
作中、ユダヤ人を逃すまいとするドイツ兵の中に情報提供者がいた、という場面が>>続きを読む
面白かった。
何となく、オーシャンズ11を思い出させる。独立した物語なんだけれど、対比しやすさがある、というか。
刑務所から出てきて、仲間を集めて、準備して、決行する。そして、実は他に狙っていたも>>続きを読む
面白かった。
もしかして軌道修正したのかな、と思うくらい、元となった作品「オーシャンと11人の仲間」に寄せてる部分が見て取れる気がする。
わかりやすいのは「シナトラと握手した」という台詞。シナトラさ>>続きを読む
面白かった。
ある人にこう思わせたい、という意図さえ把握できればあまり混乱はしない気がする。
前作でやり合ったカジノの人の脅しから、今作でもカジノの人とやり合うのかなと思っていると、実はどっちの泥棒>>続きを読む
なるほど。
本作の元となったオーシャンと11人の仲間から40年、景色は大いに変わった。というのが1番強い感想。
11人の仲間の方では、 WW2 を戦い抜いた戦友が集まってコトを起こすのに対し、本作>>続きを読む
面白かった。
OPでカジノっぽくてオシャレだなあ可愛い、とはしゃいだら、物語がなかなか地道に進んでいくので戸惑ったりする。スピード感はない。
ひとりひとり仲間を勧誘するところから見せてくれるんだけれ>>続きを読む
面白かった。
おや、また印象変わったね、と割と冒頭で思う。ぬいぐるみのような小さくてもふもふとした生き物が出てくる。
でもそのおかげで、おっけー今までの作品とは少し距離を置いて楽しも、と最初に軌道修>>続きを読む
面白かった!
順番に見てきて、今作が1番好きかも。
1作目2作目と、少し印象が違う気がするね?と戸惑うけれど、変わらない軽さもきちんとある。
ただ、物語に沿ってキャラクターたちに心を寄せる余裕もくれ>>続きを読む
面白かった。
前作の終わり際に「まだ俺一人前じゃないよ」と言っていた彼の頼もしいその後が見られて嬉しい。ちゃんと先輩やってる。
でもなかなか頼れる相棒が見つからなくて苦戦してるんだね。
その手で赤>>続きを読む
面白かった。
うああ、メキシコからアメリカに入るとこなのかあ、緊迫の場面から始まるうううつれえ、と思ったら、何だか不思議なことが目の前で起こったぜ、となり、え、突然のほろ苦成分…?と呆気に取られる。>>続きを読む
面白かった。
狭い水路を爆走する小さな船とか、地下トンネルを器用に走り抜ける車とか、印象に残る乗り物が小さい。そして特に車が可愛い。
最後のヤマで命を落とした父親、その原因となった人をみんなで追い>>続きを読む
とても好き。
アンティークの祝祭という邦題だが、アンティークに付き物の「どんな価値がある」的な話は極端に少ない。そういう意味では、小難しいこと抜きにして見られる。
原題は「 La dernière >>続きを読む
面白かった。
今作では、犬さんに新しい目的が生まれる。それを果たす為の旅、「 A dog’s journey (ある犬の旅)」だ。
前作では犬さんの様々な生活の形を主に追えたが、今回は1人の少女の>>続きを読む
面白かった。
原題の「A dog’s purpose (ある犬の目的)」を、犬さんの目線を通しながら人としての目的にも思いを馳せられる。生きる意味について。
あくまで人の言葉で犬さんの感じたこと、>>続きを読む
面白かった。
本作で取り上げられている人は、元々は児童書界の人として認識されていたのだけれど、当時の若人たちに表層的な夢や理想や成功ではなく、誰とも正直に話せない、共有することが難しかったことを見せ>>続きを読む
面白かった。
2人でできるだけ遠くへ来て、そこで暮らし、今1人になった主人公が、その道を戻る。
主人公はどんな道順か、どの場所に寄るか、細かい拘りを持って旅をするし、結構急いでいる。それが何でなの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
スウェーデンで実際に起きたことなのだけど、現代フランスに舞台を移すにあたって色々変更は加えられている様子。
でも、本筋はきちんと捉えている。
ゴドーを待ちながら、という名の原作は、作>>続きを読む
とても好き。
原題の「 Il diritto alla felicità 」とは、英語にすると The right of happiness のような感じ。幸せの権利。
主人公が体現したかったこと、>>続きを読む
とても面白かった。
主人公が素人であることもそうなんだけど、更に女性であるが故に侮られる場面もちゃんとあって、色々な悔しさを上手に描けているように思う。その上、齢は40をとうに過ぎ、病気持ちだ。
ど>>続きを読む
面白かった。
Flee は、逃げることや脱出することを指す言葉。Fly (飛ぶ)と同じ語源を持つのだけれど、飛んでいる最中や飛んだ後のことを、なるべくサラッと描いてくれている。
どこからどこを目指し>>続きを読む
面白かった。
たぶん、彼らの魅力って、その歌声だけではないんだろう。
仲間と強い絆を持ち、ということは、お互いがお互いの「個人を超えて持つ歴史」を背負い共有し、その全てを知っている場所、つまり先祖代>>続きを読む