確かに、このビジュアル、インパクトあるよな。
芥川龍之介の「鼻」を原案に作られたショートムービー。
人って、他の人の不幸をあれこれ言うのが好きだよね。
龍也はコンビニで働いてるんだけど、デカすぎる鼻のせいで、お客から好奇な目で見られている。それだけでも、精神的にはキツイと思うんだけど、龍也は、エゴサまでしちゃうんだよね。
SNSでは悪口のオンパレード…辛いよね。
そんな中で、左目に眼帯をした女性・
文と出会う。文が聴いていたチェッカーズの"あの娘とスキャンダル"がコンビニの店内でも流れててシンクロ。
その事に驚いた文、そしてそれを分かち合ったのが龍也だった。
ここで何故か、音楽に合わせて踊り出した龍也。そんな龍也に釣られるように踊りだす文。
だけど、そんな姿を面白がった客に撮られ、SNSにアップされてしまう…
最悪だよね、この客。
龍也のそんな姿を笑い、それを広め辱めようとしてるんだから。
そして、それはバズってしまう…
精神的にもキツくなった龍也は"ある行動"にでるが…
不幸を乗り越えても、人は"辱め"を止めない。もし自分がその立場になったら?って考えないんだよね。
だから、そんな事が平気で出来てしまう。ホント、人の悪意って…
そんな人ばかりじゃない、ちゃんとみてくれる人はみてくれる…
って感じのラストは、個人的には好きだなぁ…