鹿shika

THE WITCH/魔女 —増殖—の鹿shikaのレビュー・感想・評価

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)
4.2
遺伝子操作で超能力を使える人間を生み出すプロジェクト“魔女プロジェクト”
前作で組織から逃げ出したジャユンによって、上海の研究所を襲撃したと連絡が入る。ある研究所も襲撃されるが、そこで唯一生き残った少女をめぐり、3組もの組織が彼女に迫る。

待ってました!前作から空きすぎていて、白紙に戻ったのかと思ったくらいだったから、この上映は嬉しすぎる!!
前作のラストシーンで、ジャユンが「妹には手を出すな」的なことを言っていたから、妹が出てくる話だと予想は出来ていた。
しかし、妹の能力が強すぎて強すぎて!
前作では超能力バトルというよりも、バイオレンスアクションの印象を強く感じた。
しかし今作では逆に、超能力バトルとなって、厨二病心をしっかりくすぐられる作りだった。

全ての組織から狙われるわけだが、どの組織も魅力的にかっこよかった。(コスチュームも含めて)
勝つの無理じゃね?と思ったけど、それは前作と同様に主人公が”無双”しているのだ。だから安心して見ることができる。

また、前作では酪農夫婦と同級生の親友に、優しい心を学んだが、
今作でも、そういった描写が描かれる。
たまたま命を助けたお姉さんが家に匿ってくれるのだ。
その弟との屋根でのシーンは、ザ青春という描写で、このまま時が止まれば良いのに、、と思ってしまう。
さらにそのお姉さん役が『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主演の方だったので、とても期待して見ていたが、この人の演技力は半端ないな!
出演作全てを見てみたい。

さらに主人公のシン・シアちゃんは、1400人の中からオーディションによって大抜擢されたそうで、彼女の未来もとても楽しみだな。

今作は『ザウィッチ魔女』第3弾への大きなプロローグだった。
早く3決まれ〜
あの組織本社の工作員の女性と外国人のタッグの2人がすごく好きなので、こちらも期待大。この2人のシーンは箸休めみたいで平和だった。
っ最初の頃からは想像つかないくらい、お笑い担当なんか?って印象変わったよな。
鹿shika

鹿shika