2023年114本目。
デンゼル・ワシントン演じる、仕事人マッコールシリーズ第三弾。
遥々、シチリアの農地のマフィアと思われる集団を掃討したマッコールだが不意打ちにより負傷し意識を失ってしまう。
3作目にして邦題ではFINALと銘打った本作。マッコールが安住の地を得るのか、それとも…確かに内容的には大分FINALっぽい。
個人的にはジョン・ウィック:コンセクエンスに求めてた趣はこの作品みたいなの。
前2作に比べてもアクションが少ないにも関わらず、マッコールの圧倒的な強さは前作以上に感じられる。
1作目の「コイツを怒らせたらヤバい」を久し振り思い出させる良い塩梅。
少し落ち着いたトーンになったのも、作品の「彼が安住の地を求め、後継者に座を譲る」流れに合っている。
ダコタ・ファニング演じる捜査官との関係性も何だかんだシリーズとしての繋がりがあったりと、きれいに納まった印象。
FINALとは言わず、原題のナンバリングを信じたくなるくらい、個人的には刺さった。