つぼい

イコライザー THE FINALのつぼいのレビュー・感想・評価

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
4.5
23.12.8
Huluにて鑑賞。

(イコライザー1をサブスクで鑑賞後、2の途中でまさかの3の情報が世に知れ渡り)ようやく、この「イコライザー」シリーズを劇場で観れるということで意気揚々としていたのですが、
公開日が近づくにつれて、吹き替え情報がまったくなく、結果、

吹き替え上映がない・・・!

失礼を承知で言いますが、僕は大塚明夫さん吹き替えのイコライザーが観たかったのです・・・。
吹き替え厨乙と言われたらその通りでございますが、
「イコライザー」シリーズでのデンゼル・ワシントンの声は、大塚明夫さんのなのです。

ああ、円盤待ちか・・・と落胆してたら、

Huluで有料配信スタート! しかも吹き替えVer.も!?

ということで迷わずレンタルしました。

前置きが非常に長くなってしました。
イコライザー3、邦題「イコライザー THE FINAL」、
まさにマッコールさんが自分の意志で”終わらせよう”というお話しでした。

序盤、さくっと仕事を終え帰路に就くマッコールさん。
(もちろん帰路につく、そこまでにマッコールさんのいつものまったく遠慮のない征伐シーンがあります)
本当に珍しく、「油断」をしてしまいました。

そこの「油断」から、とある町の医者に助けてもらい、そこからその町の暖かさに触れる。
自分がやってきていた恐ろしいことを夢に見るまで、ここの生活は穏やかで暖かい。
そろそろ、この仕事も潮時か。。。

というタイミングでいつもの流れで悪い奴らがいろいろするのですが。

後半の悪い奴ら殺戮シーンはいいんです。気持ちいっす。

注目すべきはマッコールさんが明確に(映画ではふわっとしてましたが)引退を匂わせるところとか、
いかにして町に溶け込むところとか。
あのマッコールさんが「身を引こう」と思うことがこのシリーズを通してみてきた視聴者は驚きの部分だと感じます。
そう思えるくらい、なんてことないシーンが続いていた印象でした。

と言いつつも、この町に潜むきな臭い雰囲気を感じ、階段をひたすら上り下りしていたのはリハビリだったのかなと思うと納得がいきます。

この町は何かおかしい、と感じつつ、でもこの町に骨を生みたい、その思いが、大けがをしたにもかかわらず、もう一度「イコライザー」として暗躍していこうというきっかけだったのかな。

1,2,はアクションよりで観てしまったけど、今作はマッコールさんの「人」を感じられて、すごくよかった。

面白かった。
つぼい

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