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丹下左膳餘話 百萬兩の壺のsonouchiのレビュー・感想・評価

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)
5.0
脚本が、大優勝してる。
脚本と演技のお陰で、全キャラが愛しい。各キャラの思惑が合致して、散らばった伏線が回収されるのが気持ち良い。

主人公のキャラ解釈に小説原作者から文句が出たそうですが、新解釈のお陰でキャラクターに人間くささとギャップが生まれてこんなに格好良くなったんだと思う。(小説版読みました)
普段ゴロゴロして怒られてる人が、いざという時に誰よりも強い。最高です。
ニヤリと笑った丹下左膳、ラストシーンは「粋」。

あと林家木久扇さんがしてる丹下左膳のモノマネを理解できる
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