新年一発目。天才すぎ。
100万両のありかがおそらく示されているであろう壺を巡って、左膳と源三郎の物語が絡み合いながら展開されていくわけだが、安吉がその壺を抱えたところから壺=母性≒家庭・絆のメタフ…
日活フィルム・アーカイブにて鑑賞。山中貞雄監督の名作時代劇。
壺を中心に据えたカットの連鎖が小気味良いリズムをもたらしている。
柱や格子など縦方向の装置を横切る弓矢や歩行といったアクションの鮮や…
人情紙風船とは打って変わって娯楽・笑いに大きく振った作品。今でも通じる笑いと間が面白い。映像的には喜劇に仕立てたせいか寄りのカメラが多い気がするが、それでも見易い作り。そうか、横が狭ければ奥行きを使…
>>続きを読む2021年の再々見以上44本目。 前に見てから7年。
感想
初見時・再見時と違って、皆さんが笑うところでは笑えました。 そう、素直にね。 なんというか、特に初見時は心がひねくれていたんだと思います…
これも久々に再見。
セリフの区切り方がおもしろい。句読点をつけるかの如く、ほとんど文節ごとに一拍開けてセリフを口にする。皆そうなっているので、山中貞雄の指示でそうなっていると思ってよいだろう。
送ら…
現存する山中貞雄作品で最も古い本作、丹下左膳シリーズを伊藤大輔からバトンタッチした作品でもある
百萬兩の在処が示されている壺を巡って丹下左膳と柳生一門の争いが描かれる
被写体への視線誘導が上手くここ…
丹下左膳も山中貞雄も初めて。まず隻眼隻腕の用心棒という時点で男心くすぐり度Max。これがシャンクスの原型かなと思ったがどうやらそうではないらしい。伝統的な逆手のフリオチと大胆な省略の相性が抜群で、抱…
>>続きを読む山中貞雄作品、初鑑賞。
演者がわからないですが、当時では豪華な演者が出演していたような、個性溢れる役者が沢山出てますね。
笑いもあり、丹下左膳のイメージがガラッと変わった作品でした。
豊悦でリメイク…
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