窪塚洋介氏が役者として名を轟かせたであろうこの痛快青春映画。
「コリアン・ジャパニーズ」の主人公が友情やら恋やらで悩みながら生きていく成長譚。
兎にも角にも、
まずは窪塚洋介氏のかっこいい。
高校生当時に観たときも、
最近観返しても、
窪塚氏の演技に痺れました。
そして金城一紀氏の原作の良さも当然ながら、
宮藤官九郎氏の脚本の疾走感もたまらない。
恋愛にも友情にも「国籍」というものが関わってくるこの映画。
周りが日本人だらけの僕の世界観を広げてくれたのは間違いなくこの映画に出逢えたお陰だと思います。
印象的な台詞が多く、
名言がたくさん組み込まれています。
「国境線なんか俺が消してやるよ」。
僕も胸を張って言える人間になりたいです。