人生で初めて読んだ小説はたぶんこれだったと思う。
12歳くらいの僕はこんな16歳いねえよって思いながら読んでて、今見返してもこんな奴いねえよって思う。けど窪塚だからめちゃくちゃカッコいい。
在日がどうこうというよりも冒頭であった通り、恋についての物語だと思うので、ひたすらに柴咲コウが可愛いと僕は思います。
この原作の影響か、天真爛漫でちょっと謎めいた、宇宙人みたいな女の子に惹かれてしまいがちです。
違うと思っていることに対して、首を縦に振らないことの美学みたいなものを感じました。
貫いた結果、居場所をなくしたとしても、俺は俺だ、そういう映画だと思う。