nao

GOのnaoのレビュー・感想・評価

GO(2001年製作の映画)
4.1
ずいぶん前に鑑賞して以来、2度目かな?
その前後に小説も読んでたはず。
どちらもすごくよかった
という記憶が。。

窪塚洋介が主人公そのままのような好演だし 画のつくり方もそうだけど めちゃカッコイイ!(見ためや 言うことも だけど、いろんなことがちゃんとみえている、わかろうとしてる)
柴崎コウもヒロインに合ってる。
そいで、山本太郎に新井浩文に大杉漣か、みなさんそれぞれで、、
大杉漣の死は早いし残念だったな。。
山崎努は いつもどこまでも山崎努だなー、
かっこいいな、この人
と初めて思ったかも。
(っても19年も前の作品だけどね)

在日なんとか人
って言い方、呼び方?
改めて考える、確かに変だな…
日本人ではないですよー
って確実に言ってるよね。
自分は学生の頃からも あまり触れ合う機会もなく 同時に心の底から考えさせられることもなかったテーマで、
だけど、親世代以上のひとが差別的なことばを遣ってるのをきいたことがあるし、柴崎コウの(パパから刷り込まれたゆえの)反応や感情は、そしてパパからいわれていた血の話をそのまましたのは、単純なぶんだけ哀しかった。。(だけど、そう思ってしまうのは ツバキが悪いと言うことではない)

ただこのストーリーは
その差別に訴えかけてる
と ゆーよりも
‘俺は俺で生きてく‘
みたいな、
この作品の世界でだけではなく、
魂のさけびをあらわしてる、そこがいい。
そしてやっぱり恋愛のストーリーでもある と思う 笑
あともうひとつ 印象的だったのは、日本 という国のなまえの由来、日本人が知らない
というの指摘されるとこ、
ほんとにそうだなと思わされる、
私たちこそ 何者なのか。。。

脚本の宮藤官九郎と
あとはやっぱり原作がよいんだろうな、
忘れちゃってるので
機会があったら 読み返してみたい。
nao

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