──解き、放つ。
2007年にノイタミナ枠に放映された作品の劇場版。劇場版は全三章で構成されるらしく、本作品は第一章。
全編が和紙のテクスチャで、豪華絢爛な雰囲気がする。上映時間が89分と短く、全三章らしいが本作品だけでも起承転結があるため、ジェットコースターのような作品となっている。
どの辺がジェットコースターかといえば、終盤のアクションシーンは、薬売りさんが変化してはっちゃっけていました。いまいち薬売りの存在意義が不明瞭なのですが、怪しげな雰囲気を出しておりました。
舞台が大奥であり、新キャラ(?)が登場するのですが、全てを語らずに、思わせな雰囲気で物語が進行していくので、細かな点は理解できていないところがある。
割と合う合わないが分かりやすい作品だと思うので、これまでのファンなら喜んで楽しめる作品。予告編でビミョー…という感想を持った人は、そのままでいいと思う。