『高慢と偏見』『エマ』のジェーン・オースティン原作。『Persuasion』という題名は知っていたけど､ストーリーは知らなかったので､ネトフリで制作してくれてよかった！
これまた､じわじわぐつぐつゆっくりと煮詰める恋愛…
ジェーン・オースティン作品苦手な人ってたぶんこの煮詰める時間が焦れったく､長いって感じてしまうんだろうな〜笑
でもわたしは結構好き。
早くしないと､率直で手早い男に好きな女取られちゃうよ〜？と思いながら観てた。
ふたりで会話するたびにすれ違うし､なんなら最後の手紙まで､ふたりの会話って嘘ばっかり！どっちもプライドの鎧を脱げない。
もうこうなったら､どっちも崖の上に立たせて､本音を言わない限り､背中を押して突き落とす！くらいの事がないと､ふたりは前に進めない。。それでやっとそのくらいの"出来事"でようやく動き出す彼。
心が繋がっていたとしても､伝えないと伝わらないのよね…
今あるあらゆる恋愛ドラマの原点ってジェーン・オースティンなのではないかと思う。
プライド､欲望､嫉妬､情熱､執着が女性目線なのはあるけど､共感できない部分がない人っていないのでは…？
時代関係なく､乙女心に寄り添う。
たぶん､リアルタイムで読んでた女子も
「わかる〜！」ってキュンキュンしてたはずだよね笑
友人や姉妹同士で､ジェーン・オースティン男子の中で誰派？とか話したりして。
