想定よりもだいぶ面白かった！
飽きさせない展開とカット割、
回想と現代の見せ方もバランスが良くて上手だし、念頭にずっと“男女”というものを意識させてるからこそ、ずっと開放されるのをまっている状態。(言うなれば、“焦らされ過ぎてコッチの鳥が啼きそう”な状態)
男と女の過去が分かり、2人の現在の経緯が分かり、
「さあ、来い！来い！」とリング上で待ち構えていた自分は速攻ノックアウト！笑
いや〜、かなり体を張ってくれてました、御二方。山田さん、松本さん素晴らしかったです。
あれを大人の事情が関わるような演技されたら、こっちがフルボッコにしたくなりますからね。それを悠々超えるくらいの熱演。素晴らしかった。
というか、この2人、人としてかなり信頼し合えているんだろうなぁ、というのがスクリーン越しにでも伝わってきて、ずっと安心して観ていられた。
終わり方はとても綺麗に終わらせたと思うが正直、終盤の方で「ここでパツっと切っちゃえよ！」と思う箇所があったので少しだけ間延びしてるように思えた。
でも、全体的に観やすくて、なんだか永遠に観ていられるくらい心地のいい映画だった。(※内容は置いといて。)
