こつぶライダー

レジェンド&バタフライのこつぶライダーのレビュー・感想・評価

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)
3.5
時代劇映画は映画館では初鑑賞。
東映70th記念作品ということで、どんなもんかと期待半分で。
9時間に合わず10時回、高齢者から若い女性まで、バランス良くいた。

歴史に疎い私でも流石に知識がある織田信長と濃姫のストーリー。
木村拓哉は相変わらず木村拓哉だが、それで良いなって思えた。カッコイイところと、人間・信長の光と闇が響いた。
しかし、予想通り濃姫を演じた綾瀬はるかの気迫が勝った。キャラ立ちから、彼女の繊細な女心も表現されていてお上手。

舞台セットは最高だし音響も臨場感あったしアクションも迫力抜群。
ただし、安土城のCGとかはお粗末でしたなあ。

試写レビュアーの声によれば、上映時間の長さを感じなかったとあったが、私には中だるみ感は否めず。出だしは楽しかったのだが……
綾瀬はるかさんの老けなさ具合、この辺りは病気なのだからもう少しメイク工夫しても良かったのでは?

主人公2人の物語ではあるものの、他の登場人物ももう少しキャラクター性強めて欲しかったなあ。男女の恋愛のみでこの長さであれば目新しいアイデアもないのだから評価はしにくかったなと。

ラスト……あれで終わりですか……なんだか寂しかったな。
儚さ、それが見せたかったのか?ようわからん。笑
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