うちの兄貴がめっちゃ好きだったな〜。
SF映画としては、宇宙がテーマであるにも関わらず、あまり宇宙空間が出てきたりしない。異星人も触れられながら、姿形はハッキリせず。
しかしながら、話の持っていき方を工夫するだけで、映像の派手さがなくても高揚感を得られると示したSF作品の傑作だと思う。
何よりも、物理・科学で真っ向に勝負した作品に見せつつ、それとは相反する宗教や親子愛といった"目には見えず断定できないもの"を否定せずに受け入れさせていく流れが見事でした。
私もそれなりに理系な人間だからか、物事の成り立ちを順序立てて整理していくタイプである。
しかしながら、歳を重ねるに連れて、次第に深くは考えないようになり、ある程度大枠さえ間違えなければ自分の都合の良いように発想するようにもなった。
また、映画や本等から、先人が切り開いてきた経験について学ぶと共に、理解が追いつかないことだったり、説明できないような不思議なことが起きることだったりを受け入れていく必要があると思います。
またDVDでも借りて見直してみます。
