サンタムール

金の国 水の国のサンタムールのレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
4.5
連勤の合間に。娘と夫と三人でダイニングシネマにて鑑賞していました。
普通ならチョイスしない作品だし、本当はバビロンか、アントマンが見たかったアタシでしたが、娘が一緒だったので。
でもそれが。オモイガゲズの感動作だったんです。見逃さないで良かった❗

【金の国水の国】
“国が、動いたー
二人だけの小さな嘘から”っていうフレコミです。

2017年「このマンガがすごい!」で第1位を獲得した岩本ナオの同名コミックをアニメーション映画化したもので、原作は未読です。

STORYは何百年にも渡って続く隣国同士の争いをラブコメディー風味の味つけで和平に結びつけていくまで。。

商業国家で物質豊かだけど、水不足な金の国と、豊かな水と緑に恵まれているが貧しい水の国。
両国は些細なことから戦争をした過去があり、今は停戦状態で。。

金の国のぽっちゃりユルフワな王女サーラと、水の国で暮らすチャランポランに見えて知能高い建築士ナランバヤルが、両国の昔の約束で政略結婚しちゃって、成り行きでニセ夫婦を演じることになるんだけども。。
アレコレあって。ほっこりしたり、ハラハラしたり。実に面白いストーリー展開です。

再び戦争がおこりそうな不穏な空気感は現実の今の世界でもおこってたりするもんだからね。。
映画での優しい着地点に癒されます。


声優は賀来賢人がナランバヤル、浜辺美波がサーラの声をやってるんだけど、完全に役になりきっていて上手かったと思う。

夫なんかは、号泣しとりました…。
私もダイニングシネマで白ワインのハーフを二本も飲んじゃったもんたからね。感動が、増してホロリとしたシーンありました。
大人も子供も感動できる作品。

キャラクターの中に、崖の上のポニョが居たような気がしました。こんなストーリーだったら、ジブリが手掛けてもよかったよね。
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