アメリカでは戦争が日常にある。保険制度が全ての国民に平等でない現実も存在する。自由な資本主義で生きるとは、個人が強くなければならない。そして、自分の意見は貧富に関わらす明確に主張すると言うことだ。前半は、恵まれない男女が出会い、納得はいかないが現実を生きるために演じる関係から、社会問題から悲劇的な内容になるのかと思いきゃ、後半はアメリカドリームと海兵隊の彼のカッコよさのラブストーリーへと展開する物語。ライブのシーンもいい感じで、何気ないディテールにも見どころは満載に詰まっている。LEXUSと呼んでいた彼女のSUBARUも主張のひとつだろう。
